空母赤城艦尾のディティールアップ!トラス支柱と艦載艇運搬レールそして甲板下の補強トラス

空母赤城の艦尾を自作で作りました

空母赤城の艦尾

「エッチングパーツ使えば楽で良いのに」って言われることもたまにあるのですが

それはですねぇ

「完成品買えば作らなくても良いから楽じゃん」って模型作らない人に言われるのと同じで

作るのが楽しいわけです

その過程が人それぞれ違うだけで、皆さんと同じように楽しみながら作ってるんです

そんなにスゴイわけでもなく、ただ時間と労力を少し多めに費やしているだけなんですよぉ

さて、今回は赤城製作第5弾!艦尾のディティール追加工作を紹介します

細かい作業も多く、わかりにくいところもあると思います

記事の最後に動画を用意してるので合わせてご覧いただくとわかりやすいかもしれません

赤城の艦尾をガチで作りこむ

今回はかなーり内容濃いかもしれません

てか、自分的にかなり力を入れて作った箇所なので勝手にそー思ってますw

エッチングパーツや3Dプリンターには頼らずプラ材や真鍮線などを使い、ガチで自作しました。

オイオイここまでするんかーいってツッコんでくださいw

船体と甲板をつなぐトラス支柱

上部甲板下の補強トラス

甲板下にある艦載艇の運搬用レールの自作を紹介します

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トラス支柱の製作

後部に並ぶトラス型の支柱ですがキットのものでは不満ですのでプラ棒で作り変えました

こう見るとかなり壮観ですね。ここをエッチングパーツでも良いので変えておくと全体のクオリティもかなりアップします

それでは早速行程を紹介していきましょう

緑のは養生テープです。その上に両面テープを貼り作業を進めます

養生テープを使うのは終わった後に両面テープをはがすよりテープごとはがす方が楽なのと、接着剤を使った時に下の台にパーツがくっつかないという利点も大きいですね

①両面テープの上にプラ棒を並べます

②1mmでカットした桁を接着します

③その中に斜めの筋交いを入れていきます

これは細いものが必要だったので伸ばしランナーを使いました

④筋交いを入れた状態がコチラ

行程的にはこれを4枚作り貼り合わせるのが楽なのですがそうするとサイズが太くなってしまうので違う方法で組んでいきます

⑤先ほど作ったものに高さ1mmのプラ棒を立てていきます

こうすることで四方同じ幅の正四角形が作れますね。

⑥先に筋交いを入れます。

⑦上からプラ棒でフタをする形で片面が完成です

⑧もう片側も同じ要領で作ります

⑨上面は少し面倒ですが前述と同じ要領で1mmのプラ棒に筋交いの順で作ります

完成したのがコチラ

右がキットのパーツです。自作の完成度は悪くてもキットよりは見栄えが良いのが見て取れます

小さいタイプも同じように作りました

さて、下画像は初期赤城の場合、右舷の後方1か所だけ軽め穴タイプの支柱があります

後期赤城はこのタイプが増えてますね

右はキットのものにピンバイスで穴を開けてみたものです

左の白いものは自作ですがいかがです?こっちはあまり変わらない気もしますけどw

取り付けると良い感じに見えます

取り付け後に真鍮線で補強クロスを付けました

これがなかなか曲者でうまくつけれず苦戦(;'∀')

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甲板下補強トラスの製作

これはすごく頑張って製作しました

初期赤城の資料が無くてここの形状がわからないのですが、改修後の赤城はこの甲板の上に全通甲板を乗せた形ですのでここの形状は後期と変わらないと判断し、改修後の赤城を参考に製作しました

モールド除去

まずはキットのモールドを削ります

メーカーの努力を無にする行為は気が引けますが仕方ありませんね

エッチングパーツを使う方も同じようにこのモールドは削るのでしょうかね?これもかなり大変な作業でした

削った後にヤスリでキレイにはしたのですがこの後にシビアで複雑な作業を予定しているため0.1mm厚のプラ板を貼り下地を作っておきました。これでプラ棒などをミリ単位で立てていく作業がしやすくなります

そのモールドを削ってるときに力加減を誤りガリ!!!ってやっちゃいました

筋モールド入りのプラ板でリカバリー!余計な時間を使ってしまいました

プラ棒で作った支柱の上に真鍮線を乗せていく

夢中で作業してるとついつい画像を撮っておくのを忘れちゃいます

先ほど紹介したトラス支柱と同じ要領でプラ棒を立てて筋交いを入れました

その上に真鍮線を並べていきます

これがかなり大変な作業でかなりの時間を要してしまいました

高い部分は1mm、低いところは0.5mmです

そしてこうなりました

完成時の達成感は何物にも代えがたいですね

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艦載艇運搬レール

これも自作です

良い出来ですよ!

形状がこれで正解なのかはわかりませんがそれっぽくはなってるかと思います

方眼紙に図を描き、カーボン紙を使いプラ板に写して切り抜きました。

その上にプラ棒を並べていきます

並べたプラ棒の上にレールに見立てたプラ棒を乗せます

今作ったレールの上にもう一度同じ作業を繰り返し2層にします

途中の画像が無くてスミマセン

2階建てになってるのわかりますかね?

下の層と上の層は高さを変えています

甲板下に接着

はい!甲板下に取り付けました

すっごくないですか??

自分でも自画自賛してしまいます

取り付けるまでピッタリ収まるのか不安でしたが完璧に刺さりましたよ

そして艦尾の工作完成へ

完成といってもまだまだ全体から見ると中盤過ぎたくらいなのですが多分この模型製作の一番の山場が今回だったと思います

これ仮組みした状態ですがこれだけでトリハダものでした

いかがでしたか?時間と手間をかけただけの実は単純工作ww

根気と忍耐も必要かもですねw

次回はまだ甲板下のトラス作りでしょうか、艦尾は終わったけど外周ぐるりと補強桁を回さないといけませんからもう少し続きます

艦船模型むにもチャンネル

今回も動画を作りましたので是非ご覧ください

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