1/700軽巡川内の煙突を作りこむ
こんにちは!
軽巡川内製作記7回目の今回は煙突を作ります
毎度のことですがかなり細かい部分まで作りこんでますので是非最後までご覧ください
動画も作ってますので合わせてご覧いただくとわかりやすいと思います
煙突の製作テクニック
キットの煙突パーツをベースにディティールアップしていきます
頂部のファンネルキャップなども自作で挑みますが少し形状が難しく複雑な作りとなってますので自作はあまりオススメしませんw
でもやり切った後の達成感はこの上なく味わえます
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軽巡川内の煙突基本工作
キットのパーツからモールドを全て削り取りツルツルにします
上画像の中央付近にある緑の箇所はプラ板で作ったリングをはめ込み、パテで成型したものです
そのすぐ上あたりにピンバイスで穴を開けてます
これは放熱用なのでしょうか?実際の用途はわかりませんが見たまま作りました
上画像は頂部の傾斜部分ですね
プラ板を輪にして頂部に貼り付け周囲をパテで埋めたところです
そして下画像はその頂部をヤスリで成型したもの
少し傾斜が付いてるのわかりますかね?
まあ完成したらほとんどわからない所ですがこういった細かい作業の繰り返しで完成度が増すのでしょう多分
整流板の取り付け
内部もそのままだと味気ないので整流板を作りました
形状はこれであってるかわかりませんし、スケールの都合上板の枚数も少ないと思います
無いよりマシ程度で^^
ファンネルキャップ
さてここで一番の難所ファンネルキャップです
画像で解説していきますね
まずは煙突頂部に穴を開けて0.1mm銅線を8本固定しました
下画像
立ち上げ部分の少し上あたりに銅線で作った輪を貼ります
完全に硬化してから中央部の両サイド1本ずつを輪の上でカットして6本だけをファンネルキャップとして使います
カットした2本は輪の立ち上げ部分の補強用桁ですが伝わりにくいですね
6本を中央に向かって曲げていきます
中央でカットして接着
本来3本の銅線で両サイドをアーチで繋げば割と簡単な作業なのですが
なぜ6本を中央部に集結させたのかというと中央部の交差地点が0.1mm銅線3本重なる事になるので上の2本分計0.2mmの盛り上がりができてしまいます
後で頂部に取り付ける輪がその0.2mmの誤差により斜めになってしまうので中央部に集結させて固定することにより銅線の位置が均一になるようにしました
言ってる意味わかりますかね?自分でもプレゼン能力の限界を感じておりますスミマセン
前述の方法だと頂部の輪が隙間なくキレイに収まります
形状の違う大きな煙突はアーチ状に両サイドへ繋ぐ方法で作りました
ここは重なる部分は2本だけだし輪を取り付ける事もないので問題なしです
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ジャッキステー
周囲にジャッキステーを回します
あらかじめ穴を開けてたところに真鍮線を刺していきまして0.1mm程度の長さでカット
銅線を周囲に通していきました
蒸気捨管
煙突の脇役的な存在ですがこれを作りこむことで煙突の情報量が飛躍的にアップです
まずは頂部のパイプを自作します
この方法を覚えておくとあらゆるサイズのパイプが作れるようになりますよ。
アルミシートに切り込みを入れます。切り込みの数とピッチがそのままパイプの数と長さです
消しゴムの上にアルミシートを置きステンレス棒を強く押し当てます
ステンレス棒の径はパイプの径となります
ピンバイスのセットなどがあるとあらゆるサイズが作れますよ
強く押すとアルミシートが曲がって持ち上がるので棒に巻き付けていきます
下の台が固いとうまく持ち上がらないので消しゴムの弾力がちょうどいいですね
巻き付けた状態で形状を整えます
根元でカットしてさらにカットした部分をピンセットなどで押さえて整えたら棒から抜き取ります
小さなパイプが完成でーす
捨管にもう少しディティールを追加しましょう
同じアルミシートを細切りにしたものを真鍮線に貼りまして
はみ出た両サイドをピンセットでつまみ真鍮線に巻き付けると支持金具が作れます
完成品がこちら下画像
H型の分ですね
これかなり良い出来かと思うのですがいかがでしょう
煙突本体に取り付け完成です
最後に艦橋などと一緒に塗装しますね
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軽巡川内の煙突が完成
船体にのせてみました
良い感じですね
異素材が目立つのでゴツゴツした感じに見えますが塗装すると落ち着くので今はこんな感じで良いんです多分
艦船模型むにもチャンネル
動画の編集も頑張ってますので是非見てくださーい