重巡利根の後部マスト(後楼)を製作(製作動画もあるので見てね)

重巡利根の後楼を自作で作りこむ

今回は後部のマストになります

艦橋のスクラッチに匹敵するんじゃないかってくらい細部まで再現しました

13号電探からクレーン部分にいたるまで全てを自作しましたよ!

細かすぎて伝わらない製作過程をご覧くださいw

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利根の後部マスト

重巡利根のマスト

今回製作してるのは重巡利根のレイテ沖海戦時です

昭和19年10月ですね

実はその手の話はあまり詳しくなくって船を作りながら歴史を学ぶスタイル

今回のマストも資料を見ながら作りましたが13号電探もこの年に装備されたようです

この後は後部のスロープなどが撤去されて利根らしさが薄れてしまうので、やはり個人的にはこの時期が一番作り甲斐があると思います

利根のマストを自作

キットのマストはコチラ

まあ好みの問題ですが。。。。。

一から作り直しましょう

マストの支柱部分ですがプラ棒を使いました

下部には何かの建屋がありますので再現しました

マストとデリックポストが別になってるので、強度を必要としない利根のマストは細くシャープに見えるのですね

煙観測所

上部の建屋は煙観測所だそうです

資料見て勉強しましたw

下部の建屋との間には伸ばしランナーで筋交いを作りました

デリック指揮所

デリックポスト(太い支柱)には扇形の指揮所があります

デリックや飛行甲板の作業を指揮したりクレーンの操作をしたりする場所ですね

クレーンの操作をするなら操作レバーもあった方が良いよねって事で見えにくいですがレバーついてます

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マスト基部

基部には機銃座が装備されてます

まずはプラ板で形状を再現

真鍮線で手すりを取り回します ↓

マストと合体しました ↓

クロスツリー

クロスツリーと電信桁を再現

電信桁って上部についてる横棒の事ね

そして後部からニョキっと3つでてるやつ、空中線がここから繋がってるのですが名称がわかりません

後は機銃座の下に通風孔があるようなので真鍮メッシュでそれっぽく再現

マストトップ

コチラは真鍮線で作りました

下部のマストと違って1本単体で立つのために強度が欲しかったから真鍮線です

13号電探

これも自作です!とことん自作にこだわって何でも作りますよぉw

市販のプラ棒ではこの細さが無いのでここは伸ばしランナーを使いました

伸ばしランナーはタミヤの1mm角棒を使います

角棒を炙って伸ばしてもその形状を保ってくれるので細い角棒ができるのですね

トラスを組み、三角柱に仕上げてから0.1mmの真鍮線でレーダー部分を再現です

まあ再現って言っても格子状に組んだだけですが雰囲気が伝わればそれで充分です

トップマストと電探を装着

デリックブーム

デリックブームって専門用語を使ってみましたが早い話クレーンです

これがデリックって最近知りましたw

キットのクレーンと並べてみましたがいかがでしょう?

プラ板で枠を作り、トラス部分は先ほどの伸ばしランナーです

滑車もそれっぽく作り、デリックポストと合体しました

塗装

塗装は下地に黒サフを使いました

そしてマスト上部は黒なのでそのままサフの色を残し、下部に佐世保海軍工廠色を吹き付けました

仕上げ

旗索を丸棒の伸ばしランナーで再現

クレーンアーム部分のワイヤーはアユ釣り用の複合ラインを使いました

頂部にはクリアランナーを伸ばしたものをカットして点滅信号灯を作ります

そして避雷針を作り船体に載せます

見えにくいですが後部に十字の信号灯も再現です

艦船模型むにもチャンネル

今回も動画を作ったので見てくださーい

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