軽巡矢矧製作記12小物類をスクラッチ
矢矧の製作も終盤にさしかかりましたよ
そして最後に割と面倒系の作業が続くのはあるあるなんでしょうか
今回はその面倒な小物類を紹介します
3Dプリンター全盛時代に昭和の仕様を貫く変態モデラーの変態スクラッチをご覧下さい
(諸事情で製作が遅れてます)
軽巡矢矧の細かすぎて伝わらない小物集
1/700でここまでやる必要あるんか?って言いたいのはとってもよくわかります
はい、自分でもそ~思います
でもやっちゃうんですよねーww
でもこーゆー事の積み重ねで完成時にバランスよくなるんじゃないかと思ってます
とりま画像中心にサクッと紹介しまーす
パラベーン
先ずは電動リューターの先にプラ棒を噛まして回転させながらヤスリで成型していきます
アルミテープを細切りにしたものを巻きました
その他肉付け(途中の画像なくてスミマセン)
さらにディティールを追加
キットのパーツと並べてみましたがいかがでしょう?
110㎝探照灯
プラ板で枠を作ります
プラ丸棒を加工してレンズ部分を製作
レンズのカバーはアルミシートを丸めたものの内側に0.08mm銅線をクロスさせてそれっぽく
各パートはこーなりました
レンズの内側に100均のマニキュアを塗っておき、後程マスキングして塗装
塗装後に先ほど作ったカバー部分を装着するとすっごく雰囲気でるんですよ^^
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60㎝信号探照灯
こちらも手順は同じですがかなり小さくなるのでちょいディティール落ちます
こちらも頑張ってレンズカバーをセパレートにして塗装後に装着します
塗装後がコチラ
ちらっと見える内部のシルバーがアクセントになってますね
実物は1ミリ程度の物なのでほとんど見えませんw
単装機銃
真鍮線に銅線を巻きます(放熱筒の再現)
基部をプラ板で製作
砲身の下部にプラ板貼ってなんとなくそれっぽく
後部のアーム部分を銅線で再現
砲身と合体させて完成ですね
三連装機銃
コチラも手順は変わりません
基部作って砲身作って肉付け
後部のレバー?は1/700で再現するの割と大変なんですがピンセットで3つの枠を作って一旦瞬間接着剤で貼り合わせてからカットするとなんかうまくいきます
って、小さすぎて見えませんよね↓
でもこれがあるのと無いのとではやはりインパクト変わりますので是非再現しておきたいところです
なわけで機銃がそろいました。量産するの苦手です
ボートダビット
プラ板を曲げてその上に細切り角棒を重ねてます(微妙に2本重なってるの見えますかね)
さらにもう1枚プラ板を重ねてサンドイッチします(3枚重なってて内側が細くなってます)
アルミテープを細くカットして2本ずつ瞬間接着剤で接着し、完全に硬化してからくるっと1周巻きます
先端の歯車部分などを再現
ワイヤーなどもそれっぽく取り付けておきました
艦載艇
艦載艇の製作に入ります
ここからさらに自信作が続くのでもう少しお付き合いくださいね
ウォーターラインシリーズに付いてるwパーツの艦載艇をベースにディティールアップしていきますね
9mカッター
モールドを全て削り取ります
ある程度ヤスリで慣らすのですが数ミリの物なのでキレイに削れませんから最後は流し込み接着剤で強引に溶かして粗を落とします
伸ばしランナーで内側の周囲に縁取りしてます
内部の底面に銅線を並べてなんとなく板床っぽく仕上げてみました
内部を先に塗装してから座板などのディティールを追加していきます
プラ板に切れ目を入れて真鍮線を埋め込み、この後カットしてオールを作ります
オールを数本ずつ取りまとめて設置
ウェザリングを施し完成
11m内火艇
コチラもモールドを撤去
周囲には銅線をねじって巻いてます(0.08mm銅線を2本電動ルーターに噛まして回転させて指で挟むとネジネジが出来上がります)
エポパテで防舷材を再現しています
手すりを銅線で再現
操舵室をプラ板で製作
後部の荷室の骨組みを銅線で再現
荷室の上部にキッチンペーパーで作った幌を被せました
組み立てて細部のディティールを作りこんで完成!
いかがでしょう?
12m内火ランチ
コチラも同じくモールド消し
掘ります
周囲は先に紹介した内火艇と同じで内部には木枠を伸ばしランナーで再現
艦尾の手すりを銅線で作りました
内部を先に塗装しておきます
細部を作りこみ完成!
艦載艇3種がコチラ
wパーツが原型とは思えないのではないでしょうか?自画自賛しておきます
こんな感じで小物類を作りこんでました
次回から本体の塗装に入り、最終仕上げとなります
いよいよ完成に近づきました!
艦船模型むにもチャンネル
パラベーン
探照灯
ウインチ
ホースリール