現在進行中の大和製作記はまたそのうちアップするとしてですねぇ
てか、あれいつになったら完成するのでしょうか?全然進まんのですが・・・
気長にやっていきましょう
随時アップしていきますのでよろしくお願いしまーす
ハセガワ1/700榛名セミスクラッチ
今回は過去の作品を紹介しますが、もう10年近く前に製作した時の画像なのでサイズが小さく細かいディティールまで見えにくいかもしれません
カメラの撮り方もヘタッピなのでその辺もご勘弁
完成品は改めて撮りなおしましたのでブログの表示が重くならない程度にリサイズして掲示してます。
当時の作業工程を画像で残していたので解説しながら紹介しようと思います
基本自分の作品にはエッチングパーツは使いません。プラ材や真鍮線などを加工してどれだけそれっぽく作れるかに挑戦しています
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ハセガワ榛名をセミスクラッチで作る
今回はハセガワ1/700榛名
キットとしては多分他の金剛型などと併用パーツとなってるんじゃないかな?
飛行甲板の形状などが少し違うのと、艦橋部分も榛名のそれとは少し違うので作り直しました
あと少し考証間違いがあるのですが一応マリアナ沖海戦時をイメージして作ってます
手すりなどの表現はしていません。真鍮線で作れるのですがかなり面倒なのでパスしてます
それでは順を追って解説していきましょ
榛名マリアナ沖海戦時仕様まずは船体から
船体の継ぎ目表現は0.14mm厚のプラシートを細切りにしたもので再現してます
サーフェイサーを使う方法もありますがこの方が直線出るのでいつもプラ貼り付けです
厚ぼったく見えたらペーパーがけで対応します
後部の航空甲板は形状を修正
キットのままだと多分霧島が一番近いものになるかと思いますのでニッパでもぎり取りプラ板で再現しました
榛名の飛行甲板は他の3隻と比べて長さが少し狭くなってるはずです
ついでに通風孔?的なものを両サイドに作りました
真鍮のメッシュを中に埋め込んでプラ棒で窓枠みたいに縁を作ります
錨の鎖の下には錨鎖導板を再現
ボラードや通風孔など他の細かい部分もプラ材で再現してます
ただ、排水樋を付けるの忘れてます
舷外電路はプラ板の細切りで再現しましたが海中に眠る榛名には撤去した後が確認されていたそうですが(詳しくは不明)ここは模型映えを意識して再現しておくことにしましょう
ボートの台座なども作ってます
マリアナ沖海戦時を作るのに船体横の副砲を7→4へ撤去するわけですが最後部の副砲は撤去しちゃいけなかったみたいです
片側4つ必要なところが3つになっちゃう痛恨のミス
ちなみに副砲の砲身は真鍮パイプを使いました
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艦橋をほぼまるごと作り直す
艦橋部分もキットのでは榛名らしさを表現できないのでほぼまるごと作り直しました
キットのパーツは上記画像の最下部土台部分?だけです
内側の床はリノリウム張りなので後から塗るの面倒だったので船体色も塗りながら進めました
窓枠は小さく切ったプラ板です
エッチングパーツじゃなくてもそれなりに見えるでしょ?
階層ごとにゆっくり再現していきます
艦橋を自作するときはひとつの階ごとに作っていくとそんなに難しくはないですよ
艦橋後部に伸びてる支柱ですがキットのままだとこれがまっすぐ直角に降りてくるのですが
やはり下まで突き抜ける三脚型の支柱で艦橋が引き締まります
この傾斜のついた支柱に合わせるのがかなり大変だった記憶がありますね
最上部まで作り上げました
マリアナ沖海戦時は艦橋前面に(↑白い部分)なんかジャバラみたいなの付いてた様です
煙突周りも再現
煙突などの丸いパーツを自作するのは面倒なのでここはキットを使用
まあ煙突単体は形状的にも問題ないので作り直す必要はありませんが周りはまるごとプラ材で作り直してます
煙突上部開口部も忠実に再現してみました
横に付いてるハシゴもプラ板で作ってますよ!
プラ棒と真鍮線と銅線を駆使して組み上げました
銅線は柔らかいので使い勝手がいいんです
デザインナイフでカットできますし、丸いものに巻き付けるのでも素直に曲がってくれます
トラス部分と煙突上部の再現にかなりの労力を要しましたが完成時の達成感がこの上ないものでしたよ
榛名1/700マリアナ沖海戦時完成
主砲などの作業工程の画像が残ってなかったのでいきなり完成画像となってしまいました
主砲や高角砲などの砲身は真鍮パイプで再現してます
2番砲塔基部から艦橋基部にかけては木甲板だったのでそれっぽく再現しています
艦橋上部のループアンテナ?は真鍮線で再現しています
これの作り方はまたいつか記事で紹介したいと思います
船体の塗装はMrカラー32軍艦色2を塗りました
探照灯を塗り分けるの忘れてるんですよね
応急舵などを付けてみましたよ
下画像のクレーンの波除け?爆風除け?
こういったのも再現してみると模型がキリっと締まって見えますよ
ちなみにこのクレーンもプラ板で組んでますがその時の画像が残ってないですね
これの作り方もまた後日記事にしたいと思います
張り線?空中線?これ名前なんて言うの?
よく使われるのは釣り用の金属糸ですね
あれ高いから自分は100均のウイッグ(付け毛)を使ってます
黒いから塗装しなくて良いしサイズ感も程よく
張りもあって使い勝手良いですよ
コスパは最強クラスかと思います
それらしく見えたらそれでいいんですよ
まとめ
いかがでしょうか?
市販のエッチングパーツでバリバリエッジの効いたディティールも良いですが
全てを自作でするのも味があって良いもんですよ
また同じキットでも作る年代を変える事で違った艦が作れるのも面白いところです
他にも過去作はあるので順次公開しながら現在進行中の大和も随時アップしていきますので今後とも当ブログをよろしくお願いいたします
過去作品も順次アップしていきますね